おおさかナウ

2023年01月14日

統一地方選まで3カ月
共に歩み未来へつなごう!
日本共産党の不屈の歴史
命と暮らし守りたい!「自由と平和」を追い求めて!

「真ん中世代」候補者座談会(下) (上)はこちらをクリックしてご覧下さい

100年の全員の努力の結晶

座談会出席者

安田あすかさん (40) 大阪市議会西成区
いぬい友美さん (44) 堺市議会東区
和田まなみさん (32) 豊中市議会
松本まりさん (32) 泉大津市議会

能勢 候補者活動の中で感じることや、地域の行政や議会の課題はどうでしょうか。
和田 先輩党員や支援者の皆さんと一緒に活動すると、日本共産党が不屈に重ねてきた100年の歴史の重みを感じます。小さな声に耳を傾けて一歩ずつ要求を実現し、地域の隅々に仲間を増やそうと頑張ってきたのだなと、感動することばかりです。
松本・安田 うん、うん。
和田 豊中市で生まれ育ったのですが、毎日新しい発見があるんです。地域が抱える課題や市政の問題点が見えてきて、もっともっと豊中の行政を良くしたいと思えます。
いぬい 候補者活動はいつも「はじめまして!」のごあいさつから始まっていくのですが、出会う方々皆さんにパワーをいただいています。午前・午後と一緒に歩いてポスター貼りを手伝ってもらったり、痛みのある足をかばうように歩きながら行動してくれた方もいらっしゃいます。
 訪問や宣伝を重ねていく中で、つながっていく皆さんすべてが、特別で大切で掛けがえのない人だと思えてくるんですね。堺市政に対する思いや願いを聞くと、維新政治でどんどん高齢者施策が改悪されていることに、本当に怒りが湧いてきます。
 党の歴史を振り返ると、戦前の非合法時代に「赤旗」を靴の中に隠して回し読みするなど、命懸けで活動を続けたわけですよね。先輩たちが受け継いできた「不屈」のたたかいを思えば、へこたれてなんかいられません。私 たちの世代がしっかり受け継いで、さらに党を大きくしていきたいと強く思います。
松本 党綱領や100年の歴史を学ぶ中で、日本共産党が民主主義をとても大事にしてきたことに感銘を受けました。一人一人がその人らしく、自由に生きられる社会をつくるために、無数の党員たちが不屈にたたかってきたんですよね。
 一緒に地域を訪問してくれる先輩党員の皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
 いまの共産党の姿は、創立以来100年の歴史に関わってきた人たちみんなの努力の結晶なのだと思いますし、共産党を未来につないでいきたいと思います。

ジェンダー平等の実現へ

安田 いま松本さんが話された、一人ひとりがその人らしく生きられる社会という言葉に共感します。日本共産党は100年前から真の男女平等を求めてきた政党です。だからこそ、この党の議員を増やしてジェンダー平等を進め、すべての人がその人らしく生きられる社会にしたいと思います。
能勢 ジェンダー平等社会の実現は、「真ん中世代」の中に大きな党づくりを目指す日本共産党にとっても、大切な問題です。日々の活動でも、選挙でも重視して取り組みたいと思います。
安田 ケア労働者の処遇を改善させたいとずっと思ってきました。家庭内での男女の役割分担にモヤモヤすることもありますし、出産後も安心して働き続けられるような社会にしたいです。性別に関わらず、多様性を認め合いながら、誰もが権利を保障され、自分らしく力を発揮できる社会にしたいと思います。
 いまの日本は、政治がつくりだした矛盾の中で、多くの人が諦めを強いられている社会だと痛感します。西成区内には出産できる医療施設がゼロになり、保育所も全然足りなくて、娘2人は別々の保育所に預けています。子どもの発熱で候補者活動に専念できない日が続いたり、葛藤を抱えたりしながらの毎日ですが、地域の先輩たちにも支えられながら頑張っていきたいです。

統一選で全員当選目指し

命と暮らし守る政治へダッシュ! 統一地方選勝利へ決意を込める(左から)いぬい、安田、松本、和田の各氏

能勢 それでは最後に、春の統一地方選の勝利に向けた決意をお話しください。
松本 コロナ禍の中で食料支援活動を続けてきましたが、高額な学費や奨学金返済で苦しんでいる人が本当に多いです。「あなたのせいじゃない」と伝えながら、「自己責任」論を乗り越えて、国政も地方政治も一緒に変えようと呼び掛けています。
 公立病院再編や図書館移転問題、学校給食充実の課題など、泉大津市が抱える課題は山積しています。住民の暮らしを守るため、行財政のチェック機能とい う議会の責任を果たさせるためにも、日本共産党の2議席を必ず守り抜きたいと思います。
和田 過酷な医療現場で、政治や社会に関心が向かない現実もありますが、SNSを活用して発信すると反響があるんです。同僚だった看護師に「選挙行ったことある?」と声を掛けて、対話を重ねて、初めて日本共産党を支持してくれることになりました。事実をしっかり伝えていけば、みんなの怒りが行動に変わると確信しています。府議選で松下三吾さんを押し上げ、豊中市議選で5人全員当選を勝ち取るために頑張ります。
いぬい 堺市政の現状は、維新政治が進めるカジノ誘致に依存した開発が進む一方、教育や子育て施策が大幅にカットされています。コロナや物価高で困窮する人たちの苦しみが見えていないのかと怒りを感じます。命や暮らしに政治がしっかり目を向けてほしい。投票日まで東区の有権者の皆さんに、日本共産党といぬい友美を知っていただいて、堺市全体で6人全員勝利へ、先頭に立って走っていきたいと思います。
安田 住吉市民病院を守るために、厚労省交渉や市会傍聴に何度も足を運びましたが、本当に地域の声が議会に届いていないと痛感しました。若い世代や子育て世代は、あふれる要求を持っているし、みんなで声を上げて大阪市議会へ願いを届けたいと思います。(1減で)定数3の西成区で前回失った党の議席を取り返すため、地域の皆さんと力を合わせて全力で頑張ります。
能勢 共産党そのものを大きくする取り組みにも全力を挙げながら、統一地方選での全員当選を目指して頑張りたいと思います。ありがとうございました。
一同 一緒に頑張りましょう。ありがとうございました。

(大阪民主新報、2023年1月15日号より)

月別アーカイブ