おおさかナウ

2022年12月24日

亡国の政治打ち倒そう
清水前衆院議員 岸和田で緊急宣伝

 清水忠史前衆院議員は18日、岸和田市のJR阪和線東岸和田駅前で、30~50代の真ん中世代の党員や地元党支部・後援会の人々と共に、緊急街頭宣伝に取り組みました。
 寒波で強風が吹き付ける中、参加者は「戦争への道 勝手に決めるな!」「敵基地攻撃能力は憲法9条違反!」「大軍拡・大増税 戦争への道!/9条生かした・平和外交/どっちを選ぶ?」などと書いたプラスターを掲げてアピール。

先制攻撃を反撃能力とごまかし

真ん中世代の党員や地元支部・後援会の人々と街頭宣伝で訴える清水氏(右端)=18日、岸和田市内

 清水氏は、「安保3文書は戦後日本の安全保障政策を180度転換するもので、国会で議論せず、国民にも説明しないまま閣議決定だけで『戦争国家づくり』を進めることは絶対に許されない」と強調。岸田政権の大軍拡・大増税を許さない国民的運動を広げるために全力を尽くすと語りました。
 「武力による威嚇を禁止している憲法9条を読んでほしい」と清水氏。「いざとなったらトマホークミサイルを先に撃つぞ」というのは憲法違反の先制攻撃で、「反撃能力」という言い方はごまかしだと指摘しました。
 さらに安保法制(戦争法)の下で、日本が直接攻撃を受けていなくても、軍事同盟を結ぶ米国が戦争を始めれば、集団的自衛権を発動して自動的に自衛隊が参戦することになるとし、「こんな亡国の政治は打ち倒そう。大軍拡よりも、人の命、エネルギーや食料を守る経済政策への転換こそ必要」と力説しました。
 来年4月の泉大津市議選に挑戦する松本まり候補が、「専守防衛を大転換する敵基地攻撃能力の保有は許せないと声を上げていきたい」と訴えました。

(大阪民主新報、2022年12月25日号より)

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