おおさかナウ

2015年07月05日

新しい大阪の船出を
「民意の声」が懇親会

「住民投票」で共同した政党、団体、市民グループ、個人らが一堂に会した懇親会=6月27日、大阪市北区内

「住民投票」で共同した政党、団体、市民グループ、個人らが一堂に会した懇親会=6月27日、大阪市北区内

 大阪市を解体し5つの特別区を設置する是非を問う5月の「住民投票」で、市存続が決まったことを受け、「新しい大阪の船出を記念する懇親会」が6月27日夜、大阪市内のホテルで開かれ、府内外から約200人が参加しました。
 主催したのは、「住民投票」に向けて超党派のパレードや集会などに取り組んだ政治団体「民意の声」(浅野秀弥代表)。大阪市をなくすなと共同した政党や各団体、市民グループ、個人らが一堂に会しました。
 主催者あいさつで浅野代表は、一人一人の力による勝利だとし、「大阪を愛する人々と一緒にますます大阪を発展させていただきたい」と述べ、知事・大阪市長選でも連携をと呼び掛けました。

 各大阪市議団代表があいさつ。
 日本共産党の山中智子市議団幹事長は、「どんな問題でも住民が主人公という物差しを握って離さなければ大きく意見は違わない。賛成した人も反対した人も、大阪市を残して本当に良かったと思える大阪市を築いていくために、全力を尽くしたい」と述べました。
 自民党の柳本顕市議は、「大阪市の力をさらに強め、都市内分権、都市間連携を進めながら、関西全体の発展へ全力尽くしたい」、公明党の明石直樹市議は「こういう力で正しいものが通るように大阪の発展を。賛成派の思いもしっかり受け止めて大阪の改革を成し遂げたい」、OSAKAみらいの森山よしひさ市議は、「住民投票の結果が大阪市のためになったと市民に理解してもらえるよう頑張りたい」と述べました。
 日本共産党の清水忠史衆院議員、瀬戸一正、江川繁両大阪市議らも参加し、あいさつしました。

(大阪民主新報、2015年7月5日付より)

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