おおさかナウ

2022年09月24日

統一協会
「後援せず 全庁で」
堺 森田市議の質問に答弁

森田晃一堺市議

 15日の堺市議会決算審査特別委員会で、日本共産党の森田晃一議員が総括質疑に立ち、統一協会と関連団体の後援名義などについて質問しました。
 8月31日本会議での同党の石本京子議員の質問に対し、関連団体主催のイベント「ピースロード」を市が後援していたことが判明。申請窓口の市民人権局は今後、後援しないと答弁しました。
 森田議員は、後援の申請手続き業務は他の部局でも行っており、「全庁で承認するべきではない」とし、市をただしました。
 秘書部長は「申請があった場合、ピースロード同様に承認を行わない」「全庁で統一して対応する」と答弁しました。
 森田議員は、統一協会が各地の消費生活センターに、被害相談があれば連絡するよう依頼して回っているとの報道に触れ、堺市の状況を質問。消費生活センター所長は、今年8月29日に訪問があったとし、相談に関することは答えられないと対応したと述べました。
 森田議員が「行政や政治家が関りを持ったことで被害者拡大を助長した」とし、永藤英機市長の見解をただしたところ、永藤氏は、政治家との関わりが「お墨付きを与えてしまうようなことが起きたのは残念」だとし、後援名義とともに公の施設使用の問題も対応していきたいと述べました。

(大阪民主新報、2022年9月25日号より)

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