おおさかナウ

2022年09月10日

カジノ認可するな
40万署名各地で
大阪連絡会 28日に第1次提出

新婦人東大阪支部が取り組んだ署名行動=3日、東大阪市内

 カジノに反対する大阪連絡会が、大阪へのカジノ誘致計画を認可しないよう国に求める要請署名(目標40万筆)の取り組みが、府内各地で広がっています。目標は40万筆。同連絡会は9月28日に上京し、政府に第1次分を直接提出することを決定。「署名を積み上げ、大阪の世論の大きさを示そう」と呼び掛けています。

 新婦人府本部(杉本和会長)は、全体の目標の1割に当たる4万筆を目標に取り組みを進めています。
 全支部に集まった署名を回収するためのレターパックも活用。路地裏宣伝などでも奮闘し、約1万4千筆(6日現在)を集約しています。
 東大阪支部では1600筆の目標に対し、すでに1千筆を突破。3日には近鉄河内永和駅前で署名宣伝行動を行いました。参加者は、「カジノ誘致強行は許さない 国は認可するな!大阪府民・市民の声を届けましょう!」と、府本部が独自に作成したタペストリーを手に、署名を呼び掛けました。
 署名した男性(83)は、「どんなにきれいな言葉でごまかそうとしても、カジノは賭博そのもの。そんなものに国や自治体が血道を上げているのは、あまりにもおかしい。私は反対だ」と話しました。
 ハンドマイクで訴えた支部長の佐藤千恵子さんは、「住民投票の取り組みでも頑張りました。大阪府はカジノを進める一方、コロナの感染が身近で広がり、死者が出ているのに、まともな対策をしない。政府は国民多数が反対する『国葬』をやろうとする。こんな大阪の日本と国の政治を変えたいという思いで署名に取り組んでいます」と話しています。

(大阪民主新報、2022年9月11日号より)

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