おおさかナウ

2022年07月30日

ロシアは侵略をやめよ
日本は核禁条約批准を
西淀川 毎月22日に宣伝行動

ウクライナ侵略に抗議し、核兵器禁止条約批准を求めて行われた宣伝=22日、大阪市西淀川区内

 戦争あかん!西淀川実行委員会と原水爆禁止西淀川協議会、淀川勤労者厚生協会は22日、大阪市西淀川区の西淀病院前で、ロシアのウクライナ侵略に抗議し、日本政府に核兵器禁止条約の批准を求めるスタンディング宣伝を行いました。昨年1月22日の核兵器禁止条約発効後、毎月22日に取り組んできた宣伝。「ロシアはウクライナ侵略をやめよ!いまこそ憲法9条をいかそう!」「条約に参加し核兵器廃絶の先頭に立つ日本を」の横断幕やプラカードなどを掲げてアピールしました。
 戦争あかん!西淀川実行委員会の門谷充男委員長、淀川勤労者厚生協会の穴井勉専務理事、日本共産党の宮本岳志衆院議員と北山良三元大阪市議が、ロシアのウクライナ侵略を批判。参院選で争点となった軍事費の2倍化や憲法9条改憲、「核共有」議論の危険性を指摘し、9条を生かした平和外交を進め、核兵器禁止条約に日本政府も参加するよう大きな世論を起こそうと呼び掛けました。
 8月の原水禁世界大会に初参加するみどり保育園栄養士の岩城恵理さんは、「学校で戦争のことを学んだが、自分が生きているうちに実際に戦争が起こるとは思わなかった。核兵器はあかんと思うのに、政府は条約批准しない。なぜと思うことが沢山あり、広島でしっかり学んできたい」と大会参加の決意を語りました。

(大阪民主新報、2022年7月31日より)

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