おおさかナウ

2022年07月16日

参院選投開票
暮らし・平和守り改憲阻止へ
日本共産党 比例3・選挙区1を確保

 第26回参参議院選挙(改選総数124議席、選挙区74、比例代表50)が10日投開票されました。日本共産党は比例代表で田村智子副委員長はじめ3議席を確保しましたが、目標の5議席に届かず、1議席減らし、大門実紀史参院議員の議席を失いました。大阪選挙区(改選数4)は、議席奪還を目指す辰巳孝太郎候補が健闘しましたが、及びませんでした。東京選挙区(同6)では山添拓氏が3位で当選、沖縄選挙区(同1)では「オール沖縄」の伊波洋一氏が大激戦の末、勝利しました。選挙結果を受けて日本共産党大阪府委員会は、「大阪で直面する自公政権・維新政治による『二重の逆流』を打ち破るたたかいをはじめ、新たな歴史を大阪からきりひらく気概を持って、ともに奮闘する」との声明を発表しました。

ねぎらいの花束を手に会見する(左から)山本、大門、辰巳、西田の各氏=10日、大阪市中央区内

大門、辰巳氏及ばず

 選挙戦で日本共産党は、「軍事対軍事で戦争への道か、9条を生かした外交で平和を守るのか」「アベノミクスの冷たく弱い経済を続けるのか、人間を大事にするやさしく強い経済にきりかえるのか」「カジノで大阪を壊すのか、庶民のふところを温めて大阪をよみがえらせるのか」の3つの対決点を鮮明にし、日本共産党の政策を語り広げました。
 「改憲発議」を進めると公言した自民党が全国的に大勝し、「核共有」まで叫んだ維新が大阪選挙区では2議席を獲得。大阪へのカジノ誘致も重要な争点になりましたが、大阪選挙区の議席を独占するカジノ推進派の自公維は、一切カジノには触れませんでした。
 日本共産党は大阪では、比例代表で70万票を目標にたたかい26万5986票(得票率7・10%)を獲得。前回より6万8466票減で2・54㌽減で、21年衆院選より4万739票減、0・5㌽減でした。
 日本共産党は、今回の参院選で大阪府域だけで初めて比例候補を2人擁立。昨年の総選挙以来の党綱領などへの攻撃に対し、党綱領を学び魅力を語る活動を強め、政治を変えてほしいという「維新支持層」や「支持なし層」への働き掛けも重視しました。
 大阪選挙区では、辰巳氏の他、自民党、公明党の現職、維新現職2人、立憲民主党新人らが立候補。辰巳氏は、33万7467票(得票率9・0%)を獲得。前回より4万4387票減、1・93㌽減でした。
 当選は、維新現職の高木佳保里(40)、同現職の浅田均(71)、自民現職の松川るい(51)、公明党現職の石川博崇(48)の各氏。

たたかいは続く
辰巳氏ら決意

 辰巳氏は10日夜、大阪市中央区の事務所で支援者らを前に大門、西田佐枝子、山本訓子候補と共にあいさつ。暮らしの問題、平和の問題、誰もが自分らしく生きられ、誰もが大事にされる政治をとの訴えに多くの人が共感してくれたことを紹介した上で、「その思いを阻んでいる政治は、必ず、この国に住む人たちによって倒されるという確信を深めた。たたかいは続く」と語り、とりわけ憲法改悪阻止のたたかいに全力を尽くしたいと述べました。

村上前衆院議員も

 公示日から連日、応援演説やビラ配布などに党・後援会員らと共に汗を流した前衆院議員の村上史好さんも駆け付け、「選挙戦を通じて日本共産党を、辰巳さんを応援してよかったという思いでいっぱい。これからも一緒にやっていきたい」と語りました。

参院選大阪選挙区の結果

862,736 高木佳保里 40 維現
725,243 松川 るい 51 自現
598,021 浅田  均 71 維現
586,940 石川 博崇 48 公現
  337,467 辰巳孝太郎 45 共前
  197,975 石田 敏高 57 立新
  110,767 八幡  愛 34 れ新
  103,052 大谷由里子 50 国新
  97,426 油谷聖一郎 48 諸新
  37,088 西谷 久美 67 諸新
  21,663 吉田 宏之 46 諸新
  13,234 西脇 京子 49 諸新
  11,220 丸吉 孝文 37 諸新
  9,138 本多 香織 50 諸新
  8,111 数森 圭吾 42 諸新
  7,254 高山純三朗 49 諸新
  6,217 後藤 住弘 50 諸新
  2,440 押越 清悦 63 諸新

参院選比例代表(大阪)の結果

  得票数 得票率(%)
今回 前回 今回 前回
日本共産党 265,986 334,452 7.1 9.64
自民党 739,292 716,059 19.74 20.64
公明党 494,147 545,075 13.2 15.71
日本維新の会 1,451,516 1,219,430 38.76 35.14
立憲民主党 248,548 291,783 6.64 8.41
国民民主党 143,680 131,721 3.84 3.8
社会民主党 43,274 24,935 1.16 0.72
れいわ新選組 129,001 119,381 3.45 3.44
その他・諸派 228,949 87,033 6.11 2.51

(大阪民主新報、2022年7月17日より)

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