おおさかナウ

2022年03月26日

反戦平和の党 議席回復へ全力
共産党八尾後援会がつどい

 

 日本共産党八尾市後援会は20日、たつみコータロー前参院議員・大阪選挙区候補を迎えて「たつみコータローさんと春を呼ぶつどい」を開きました。フルート演奏や女性後援会による応援歌など文化プログラムに続き、たつみ氏は、青年後援会員とのトークセッションでウクライナ侵略、子育てと教育、貧困解決とコロナ食料支援などのテーマで語り合いました。

たつみ氏が決意
世界世論と国際政治の力で

ウクライナ侵略、子育て支援、貧困解消と福祉など多彩なテーマで訴えるたつみ候補(中央)=20日、八尾市内

 「ロシア軍の侵略戦争をどう止めるのか」との質問に答えたたつみ氏は、ウクライナ市民が日本の反戦デモへ感謝のメッセージを寄せ、国連・緊急特別会合で98カ国共同提案によるロシア非難決議が可決されたことを紹介。「世界の反戦世論と国際政治の2つの力が決定的だ」と語りました。
 たつみ氏は第2次大戦後の米ソ冷戦、現在に至る核不拡散体制の矛盾と困難を乗り越え、核兵器禁止条約が発効(2021年1月)した世界史的意義を強調。「戦争に明け暮れた20世紀の悲しい歴史を乗り越え、平和な国際社会を実現するため私たちは新しい段階に立っている。核兵器『共有』を議論すべきだとの論調は危険で許されない」と強調しました。
 つどいでは、八尾市在住の被爆者女性がビデオメッセージで、「核共有」の議論について「核兵器の恐ろしさを知らない人の考えだ」と述べ、「人間の命は地球より重い。人間と人間が殺し合う戦争は許せません」と訴えました。
 たつみ氏は、憲法9条、消費税とインボイス制度、大阪のコロナ対応などについて述べた後、改選議席数4の参院大阪選挙区で勝ち抜く決意を語り、「党創立から100年戦争反対を貫いてきた政党が、議席を取れないでどうするのか。絶対に負けるわけにはいかない」と訴えました。
 八尾後援会の中村隆司会長があいさつで、「7月の参院選で力を合わせ、たつみ候補を押し上げ、日本共産党の前進を」と呼び掛けました。

(大阪民主新報、2022年3月27日号より)

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