おおさかナウ

2021年12月18日

参院選と気候危機問題で
母親有志後援会

たつみコータロー氏を迎えて行われた気候危機問題の学習会=4日、大阪市天王寺区内

 日本共産党大阪母親有志後援会は4日、大阪市内で同党のたつみコータロー元参院議員・参院大阪選挙区候補を招き、気候危機打開についての学習と来年の参院選勝利に向けての懇談会を開きました。
 大阪女性後援会代表の長尾ゆりさんが、「とりわけ大阪での衆院選での悔しさを胸に、活動する人を広げ、今度こそ必ずたつみさんの勝利を目指そう」とあいさつ。
 たつみ氏は党の「2030戦略」について説明。地球温暖化は人間の活動が原因で急速に地球環境に異変が起きているという話から始まり、世界的には温暖化の原因である二酸化炭素を出さない取り組み(脱炭素)が進められていることを紹介。日本はさらに石炭加力発電を今後9基も造る計画で、原発依存の政策を続けていること、現在6%の電気依存を22%にするために27基の原発再稼働を行うことなど、世界の流れに逆抗する自民党政治のひどさを分かりやすく説明しました。
 たつみ氏は、日本共産党の2030戦略政策を紹介し、省エネをしながら、再生可能エネルギー比率を高めると地球温暖化は止められること、今の自民党政治では、石炭火力や、原子力に頼り、儲け続ける企業の言いなり政治では変えられないこと、大企業にもきっぱりものが言え、展望を語れる日本共産党を伸ばしていくしかないこととし、この取り組みの中で、新たに年間正規労働者245万人の雇用を生みだせると訴えました。
 参加者から「身の回りのエコだけでは駄目、政治を変えないと大きな転換はできない」「若い人たちに訴えていかなければ」「温暖化で農作物が育たなくなっている。食糧危機がそこまで来てると思うと怖くなる」などの感想が出されました。
 主催者から「どれだけたくさんの候補者が出ようとも、必ず定数4の中にたつみさんを押し戻すために多くの人と集いや対話を開き、支持を広げよう」と訴えました。

(大阪民主新報、2021年12月19日号より)

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