おおさかナウ

2021年11月13日

改憲派の議席独占打ち破る
衆院選の公約実現へ全力で
辰巳前参院議員・竹内氏が街頭演説

街頭宣伝で訴える(左から)辰巳、竹内の両氏=5日、大阪市天王寺区内

 日本共産党の辰巳孝太郎前参院議員は5日夕、衆院選で大阪1区候補として奮闘した竹内祥倫氏と共に大阪市天王寺区の玉造交差点で、衆院選の結果報告を兼ねて街頭演説を行いました。
 この中で辰巳氏は、衆院選後に日本維新の会の松井一郎代表が改憲をあおる発言を行っていることに言及。「維新は『教育無償化』を口実に憲法を変えようと言うだろうが、それは憲法を変えなくてもできる。狙いは9条改憲。改憲を許さない新しいたたかいが始まっている」と強調しました。
 参院大阪選挙区は定数4で3年ごとに改選され、計8議席です。辰巳氏は「今は8人とも自公と維新の改憲派が独占している。『憲法守れ』『9条変えたらあかん』の声を国会に届ける議員が大阪で絶対必要。その1人に私がなる決意を固めている」と力強く語りました。
 竹内氏は、衆院選で日本共産党は議席を減らす残念な結果になったが、大阪1区では比例票を前回より伸ばしたと報告。寄せられた期待に応え、消費税減税やジェンダー平等社会の実現、気候危機打開などの公約実現に全力を挙げる決意を語りました。
 辰巳氏も、野党が本格的な共闘態勢でたたかった1回目の選挙であり、一本化した野党候補が自公を追い詰めたとし、「本気の共闘をさらに深め、前へ進めたい」と述べました。

(大阪民主新報、2021年11月14日号より)

 

(大阪民主新報、2021年11月14日号より)

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