おおさかナウ

2021年10月16日

日本共産党の躍進必ず
滋賀→豊中 清水衆院議員がフル回転

トーク集会で訴える清水氏(左から2人目)=10日、豊中市内

 総選挙の公示が19日に迫る中、日本共産党の清水ただし衆院議員(近畿比例・大阪4区重複候補は10日、同日告示された滋賀県甲賀市と湖南市の両市議選をたたかう同党候補の応援に駆け付けたのに続き、午後から豊中市内で街頭宣伝を重ねるなど、「近畿は一つ」のフル回転で日本共産党の躍進を訴えました。
 豊中市内の蛍ケ池公園で開かれたトーク集会で清水氏は、8日に所信表明を行った岸田文雄新首相はコロナ対策の失敗への反省もなく、貧困と格差を広げたアベノミクスを継承しようとしていると批判。「今度の総選挙で9年続いた安倍・菅政治を大本からチェンジし、市民と野党の共闘で政権交代を」と訴えました。
 市民連合と野党4党が合意した共通政策や、日本共産党と立憲民主党の政権合意の画期的意義を力説。自民・公明・維新が強行した75歳以上の高齢者の医療費窓口負担の2倍化法の廃止や消費税減税、カジノ中止などを実現するために必ず国会に戻る決意を述べました。
 清水氏は「党創立から99年、反戦平和を貫き、企業団体献金も政党助成金も受け取らないのが日本共産党。胸に付けたバッジは皆さんの瞳のように大切にし、税金の流れをチェックし、要求実現のためにとことん頑張るシンボル。近畿比例から4人の国会議員を送り出して下さい」と呼び掛けました。
 参加者からは「市民に『政権を代えよう』と訴えると、『前の民主党政権の時に良いことがなかった』と言われることもある」との意見も。清水氏は「今回は単なる数合わせではなく、共通政策で力を合わせて何をやるかを決めているのが大きな違い。今までにない新しい、国民のための政権を支える力が日本共産党です」と語りました。

(大阪民主新報、2021年10月17日号より)

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