おおさかナウ

2021年10月02日

総選挙は改革の絶好の機会
大阪経営者共産党後援会
佐々木憲昭氏招き学習会

 

経営者後援会で講演する佐々木氏=9月26日、大阪市中央区内

 大阪府経営者日本共産党後援会(三谷信雄会長)は9月26日、大阪市内で佐々木憲昭元衆議院議員を講師に、「日本の支配者」と題して学習会を開きました。
 佐々木氏は、明治政府が国策として組織した商工会が、戦争の度に軍需産業をばねに拡大し経済団体(経団連)として成長していったとし、戦後、大企業が巨大化して中小企業が低迷したのは、内需低迷と海外進出、アメリカ主導による産業空洞化、強まる株主至上主義だったと述べました。
 また、日本経団連が自民党政権を動かしている実態を挙げ、小選挙区制を導入した「政治改革」、官邸機能を強化した「行政改革」、官邸への奉仕を狙った「公務員制度改革」、官民人材交流の名の下に天下りと天上がりを推進したことなどを分かりやすく話しました。
 佐々木氏は今度の総選挙について、「政権の刷新と民意を反映する機構へ改革する絶好の機会」だと指摘。「新自由主義と決別し、大企業への民主的規制を進め、アメリカ言いなりを改め自主的外交に転換し、日本経済の自主的・民主的発展させましょう」と締めくくりました。
 同党の宮本たけし前衆院議員(近畿比例・大阪5区重複候補)が、選挙勝利を訴えました。
 講演の様子はユーチューブで配信。「商工振興懇話会」で視聴できます。

(大阪民主新報、2021年10月3日号より)

月別アーカイブ