おおさかナウ

2021年09月18日

比例代表は共産党に いまこそ政権交代を
日本共産党二区地区青年後援会が宣伝

国民の苦難軽減へ奮闘する党
市民と野党の共闘に誠実な党
気候危機打開へ本気見せる党
貧困と格差の問題ただせる党
ジェンダー平等の政策持つ党

「地球まもれ」「いまこそ政権交代 新しい政治へ」などのプラカードを手に宣伝する青年たち=10日夜、大阪市東住吉区内

 総選挙での市民と野党の共闘勝利と日本共産党躍進で政権交代をと、党と後援会が各地で宣伝・対話を繰り広げています。大阪二区地区青年後援会は10日、大阪市東住吉区内で宣伝し、30代から40代までの7人が参加。マイクで訴えるともに、「あなたが総理大臣ならなにしたい?」と問うシールアンケートにも取り組みました。

 午後7時すぎ、近鉄針中野駅前で宣伝準備を始めた参加者に、男性が「頑張ってや」と声を掛けました。男性は72歳。「今の政権は話にならん。市民と野党の共闘が大事。共産党が伸びんとあかん。資本主義はもう限界や」と語りました。
 最初にマイクを握ったのは石川尚子さん(41)。石川さんは、菅政権がコロナ対策で無策の上、GoToトラベルや東京五輪・パラリンピック開催で感染を広げ、医療崩壊を起こしたと批判し、「科学を無視し、自己責任を押し付け、人の流れが多い少ないと言うだけの政府や維新府政の無策が問題」だと指摘。日本共産党の魅力について、反戦平和でも東京五輪中止など、どんな問題でもぶれずに取り組んできたこと、全国に2万を超える草の根の党支部を持ち、国民の苦難軽減と平和と民主主義を守るために活動していること、市民と野党の共闘に誠実に取り組んでいることなどを挙げ、「比例代表選挙では共産党に」と訴えました。
 2人の娘を育てている田中良さん(42)は、「SDGs、持続可能な社会をつくっていくことと、ジェンダー平等の2点の政策で日本共産党を支持しています」と切り出しました。
 田中さんは、同党が9月1日に発表した、気候危機の抜本的打開のための「2030戦略」が「本気だと思った」と述べ、「気候変動を非常事態だととらえていること」「脱炭素化、省エネ、再生可能エネルギー推進が地域経済の活性化、技術開発など持続可能な成長の大きな可能性をもっていると示してくれている」と紹介しました。
 さらに「何と言っても私が心打たれたのは、気候危機打開は、後は野となれ山となれの新自由主義と訣別し、貧困と格差を正すことだと言っていること」だと強調。「自民党総裁選では、SDGsもジェンダー平等のワードすら聞こえてこない。本気で取り組むのが日本共産党だ」とし支持を呼び掛けました。
 小川陽太前大阪市議も、コロナ対策の無策、原発・石炭火力推進の安倍・菅自公政権や、新自由主義的規制緩和の先頭を切って公立病院つぶしや保健所職員削減などをしてきた維新政治を批判。「政治を変えるビジョンを野党4党が共通政策として示せるところまでこぎつけた」と市民と野党の共闘の前進を強調するとともに、企業献金とも政党助成金とも無縁で、命最優先、エネルギー政策転換、ジェンダー平等などの政策を持つ、創立99周年の日本共産党が伸びれば政治は変わると強調しました。

シールアンケートで対話する後援会員=10日夜、大阪市東住吉区内

 「あなたが総理大臣ならなにしたい?」と問うシールアンケートでは、小学生が消費税の引き下げを、高校生はLGBT差別解消法などを選んでいました。鉄鋼関係の仕事をしている60代の男性は、「コロナの影響で金曜日も休みになり、残業もなくなり収入が減った」と語り、「いつもテレビを見てどこに投票するかを考えてきたけれど、こうして生で話を聞くことも大事ですね」と話していました。
 大阪二区地区青年後援会は2016年に発足。今秋の総選挙に向けた街頭宣伝は6月、8月にも取り組み、今後も予定しています。

(大阪民主新報、2021年9月19日号より)

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