おおさかナウ

2021年04月12日

千早赤阪村議選25日投票
村政発展の「確かな力」共産党の2議席を必ず
徳丸候補・服部候補が奮闘

 

訴える徳丸はつみ村議候補=4日、千早赤阪村内

 千早赤阪村議選(定数7)が20日告示(25日投票)でたたかわれます。日本共産党は、徳丸はつみ(71)、服部ゆきのり(45)=共に新=の両氏が現有1から2議席確保を目指します。4日にそれぞれ事務所を開き、「住民の声を届ける日本共産党の2議席を」「誰1人取り残さない温かい村に」と決意を語りました。
 千早赤阪村では昨年夏、「村政転換」を願う住民の力で南本村政が誕生し、3月議会に提出された21年度予算には、ワクチン接種会場への送迎費用や学校給食無償措置の1年延長、中学校通学バス負担軽減など新型コロナ危機の下で暮らしを支える事業が多数盛り込まれました。
 日本共産党は、誰でも利用できるワゴンバス運行、18歳までの医療費助成など重要課題の検討と実現を求めた上で賛成し、予算は全会一致で成立しました。
 日本共産党は村議選で、大規模な検査でコロナ感染封じ込め▽村内巡回ワゴンカー運行▽学校・子ども園の給食無償化継続▽学童保育補助金や送迎拡充▽給食に地元農産物の利用促進▽学校体育館へのエアコン整備・感染症対応の避難所整備――などの政策を掲げています。
 前回4年前の村議選で6票差の次点となった徳丸さんは「必ず2議席を実現し村政をさらに発展させたい」と強調。往復5千円の介護タクシーを利用する住民や医療費負担に苦しむ村民の声を示し、「社会保障の充実で誰もがいきいきと暮らせる温かい村づくりを」と語りました。

訴える服部ゆきのり村議候補=4日、千早赤阪村内

 棚田の保護活動など交流を通して6年前に村内移住した服部さんは、出馬表明後の活動を述べ、「共産党への信頼を実感します。受け取ったバトンを手に党の議席を守り抜く」と強調。格差是正、公正な社会を目指して頑張りたいと決意を述べました。
 辰巳孝太郎前参院議員が駆け付けて村議選勝利を訴えました。今期限りで勇退する関口ほづみ村議は、議会民主化や村民要求の実現を求め続けた10期40年の議員生活に触れ、「村民の力で実現した新しい町政の流れを発展させるため、日本共産党を必ず2議席に伸ばしてください」と支援を訴えました。
 村議選は日本共産党の他、現職6人と新人1人計9人の激戦となる見通しです。

 

(大阪民主新報、2021年4月11日号より)

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