おおさかナウ

2021年04月12日

総選挙躍進へ対話広げよう
日本共産党大阪女性後援会が総会

総選挙での躍進、政権交代実現へ対話に踏み出そうと語り合った日本共産党大阪女性後援会の2021年度総会=4日、大阪市中央区内

 日本共産党大阪女性後援会が4日、大阪市中央区内で2021年度総会を開きました。昨年3月に予定していた20年度総会は新型コロナの感染拡大の中で中止となり、総会開催は2年ぶり。ことし必ず行われる総選挙で日本共産党の躍進を必ず勝ち取り、市民と野党の共闘で政権交代を実現する決意を固め合いました。
 清水ただし衆院議員(近畿比例・大阪4区重複候補)が「日本共産党を大きくして政権交代へ」と題して講演。昨年末に新型コロナに感染したことで、医療体制の深刻な実態を身をもって実感したことに触れながら、コロナ禍から命と暮らしを守るため、自営業者への十分な補償や大規模なPCR検査の実施はじめ4点が緊急に求められると述べました。
 清水氏は、市民と野党の共闘の力で一連のコロナ対策を前進させてきたとし、「声を上げれば政治は変わる」と強調。コロナ禍で新自由主義の破綻は明らかだとし、日本共産党の「新しい日本をつくる5つの提案」を詳しく紹介。昨年の住民投票に続き、総選挙でも「対話の力」を発揮して「5つの提案」を伝え、「共産党はここがいい」という「一押しポイント」を一人一人が語ろうと語りました。
 近畿比例候補の西田さえ子さんが、コロナ禍で苦境に立たされている非正規の女性労働者らと対話を重ねてきたことを紹介し、「女性が生活に困窮する社会のあり方を変えるには、雇用分野のジェンダー差別をなくし、政治を新自由主義から転換することが必要。政権交代に全力を尽くす」と決意を表明しました。
 代表委員の一人で弁護士の渡辺和恵さんが開会あいさつし、川本幹子事務局長が、ジェンダー平等実現をアピールした19年の参院選、昨年の住民投票などの活動を振り返りながら報告。大阪での「比例80万得票、得票率20%以上」の目標は、近畿比例で4議席を勝ち取るためにどうしても必要な目標だとし、コロナ対策に配慮しつつ、100万対話や宣伝を広げ、積極的に日本共産党を支持する人を増やし、選挙勝利へ行動する担い手を増やそうと呼び掛けました。
 門真市、岸和田市、池田市、大阪市城東区の後援会と、業者、医療、介護、保育の分野別後援会の代表が発言し、活動を交流。代表委員12人(うち新任6人)を選出しました。

(大阪民主新報、2021年4月11日号より)

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