おおさかナウ

2020年12月20日

茨木市議選1月17日告示
コロナ支援策拡充、教育・子育て優先へ
共産党がオンライン演説会 3候補が決意

 


総選挙と茨木市議選勝利を目指す、(左から)清水、大嶺、朝田、畑中の各氏=12日、府内

 日本共産党茨木市委員会は12日、清水ただし衆院議員(衆院近畿比例・大阪4区重複候補)を迎えて、総選挙と来年1月17日告示・24日投票の茨木市議選勝利を目指すオンライン演説会を行いました。
 清水氏は、5日に閉会した臨時国会の論戦を紹介し、新型コロナウイルス対策を巡り切実な国民要求に背を向けてきた菅政権を厳しく批判。志位和夫委員長が首相宛てに行った5項目の緊急要望の内容を取り上げて、コロナ禍で脆弱さが浮き彫りになった医療体制と公衆衛生、社会保障を充実させるべきだと強調しました。
 清水氏は「コロナ後」の社会のあり方について、医療や年金、介護、保育の充実、危機に強い経済の実現が必要だと強調。欧州諸国が付加価値税引き下げに政策転換していることを紹介し、消費税5%への引き下げへ野党合意を目指すとともに、誰もが希望の持てる社会を目指し、コロナ対策として個人補償の実現へ奮闘すると述べ、「日本共産党の近畿比例4議席の回復、茨木市議選での3議席確保で希望ある新しい政治を実現しよう」と呼び掛けました。
 茨木市議選(定数28)で現有3議席確保を目指す大嶺さやか氏(48)=現=は、PCR検査体制の拡充や35人以下の少人数学級実現など切実な要求実現へ市長要請や議会質問を重ねてきた日本共産党の議席の値打ちと役割を訴えました。朝田みつる氏(56)=現=は、国が進める公立・公的病院統廃合計画を批判し、日赤病院を守るなど保健・医療体制の充実へ全力で取り組みたいと決意を語りました。
 畑中たけし(53)=現=は、大型プロジェクト推進の財源づくりが進められ、暮らしや防災対策など住民の願いが置き去りにされていると指摘。安心・安全のまちづくりや教育・子育ての充実など住民本位の住みよい茨木市政を目指そうと呼び掛けました。

(大阪民主新報、2020年12月20日号より)

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