おおさかナウ

2020年04月11日

大門実紀史の国会レポート
誰一人置き去りにしない

daimon 3月26日、英国のスナク財務大臣は新型コロナ危機に際し、企業労働者だけでなくフリーランスや個人事業主も政府が所得を補償することを打ち出すとともに、テレビをつうじて国民に次のように呼びかけました。
 「ミュージシャン、音響技師、配管工、電気技師、タクシードライバー、美容師さん、その他たくさんの職業の皆さん。皆さんは自分の責任ではないことで生活の糧を失うリスクにさらされています。私は明言します。皆さんを置き去りにすることはありません。私たちは共に国難に立ち向かっているのです」
 誰一人置き去りにしないというスナクさんの呼びかけは感動をもって受けとめられ、国民の心を一つにしました。スナクさんは非白人(インド系)で39歳。政権ナンバー2の財務大臣としては異例の抜擢です。まさに時代が人を求めたといえるでしょう。
 それに比べ日本はどうか。4月1日の参院決算委員会で麻生財務大臣に「おなじ財務大臣としてスナクさんをどう思うか」と聞くと意味不明の答弁。「麻生さんとはタイプが違いますね」というと、安倍首相が『そうだ、そうだ』とうなずいていましたが、安倍さんこそ一番タイプが違うのではないか。
 国民に寄り添う英国政府に比べ、安倍内閣はあまりに志が低く人材も不足。自粛と補償が一体であることさえ頑なに認めようとしません。しかし批判ばかりで終わるわけにもいかない。日本共産党の知恵と政策を政府の施策に押し込むしかないと思いました。(だいもん・みきし 参院議員 第2週掲載)

 毎月第2週掲載の「宮本岳志の東奔西走」は19日付けに、第3週掲載の「大門実紀史の国会レポート」は今号に掲載します。

(大阪民主新報、2020年4月12日号より)

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